2011年7月29日金曜日

現場カントクGo! 「匠の道具」


クレアの造る家では鉋「かんな」を良く使います。
それでも、昔の木造建築に比べたら
出番が減ったことでしょう。

木の表面を削る大型機械は沢山開発され
現場に届くまえに仕上げられてくるからです。
大工さんの加工場には当然の様
そういった機械が置いてあります。

そんな中、現場で鉋を使う時にの大工さんは
ちょっと嬉しそうにも見えます。
道具は職人の命ですからね。

鉋の技術は奥が深く、コンマ何ミリの薄さ
を競う大会もあるくらいです。
その鉋クズは木でありながら半透明に
透けて見えるくらい薄く、美しいものです。

手のぬくもりは知らぬ間に
人の心に伝わっているのだと思います。

手のぬくもりの残る建物を
これからも造り続けていきたいです。



2011年7月26日火曜日

ちょっと一息 「創立記念日」

今日はOKANOUEHouseの建主さまから
なんとケーキをワンホールプレゼント頂きました!
今日はクレアの18年目の創立記念日だったのです。

実はスタッフは誰も気が付いておらず、
この驚きのサプライズに皆で感激(^-^)

北原さんはお休みだったので、遠慮なく
4等分にして頂きました(笑)


フルーツがたっぷりのったあっさりした
生クリームで、4分の1コでもペロリと食べて
しまいました。


一番大きなケーキを福嶋さんがペロリ。
                                   自分達はなんて幸せ者なんだろう。
これからも建て主さま可愛がって
頂けるように頑張らなければ!
本当にありがとうございました。

2011年7月23日土曜日

ちょっと一息 「夏ですね」


今日は夏の日差しがギラギラと差した一日でした。
でも、先週のような気力のなくなるような
暑さではなく、爽やかな暑さでした。

地域の小学校も夏休みに入り
お母さん達は何かと忙しい時期となりました。
頑張ってください。

ここ八ヶ岳に住んで毎年思う事は、
夏休みは何処へも行く気にならないと言う事です。

考えたらここはリゾート地であり、避暑地です。
それをわざわざ暑い所へ行くというのは何か変?

実家へ帰っても確実にここより暑く、
都会へ行っても確実に暑いわけで、
やはりここにいることが一番快適だと思ってしまう。
だから、家にいよう!

とは言うものの、お盆にはやはり実家に帰って
ちゃんとご先祖さまに挨拶しないといけないです。

ただただ、このような恵まれた環境で生活が
出来ていることを有難く思う今日この頃です。

都会で生活の皆さま、節電ムードで大変かと思います。
どうぞ、熱中症になりませんように。


2011年7月22日金曜日

現場カントクGo! 「押して、切る」


これは、「卓上スライド丸鋸」です。
名前は普通に地味ですが、仕事は素晴らしい。

この工具が開発されてから、
大工さんの仕事はどれだけ早くなったのだろうか
と思うほどの優れ物です。

斜めに、更に斜めに、と頭から煙が
出そうな複雑な切断もお手の物です。

大工さんは「押し切り」と呼んでいますが、
これは、「卓上スライド丸鋸」です。















2011年7月19日火曜日

リフォーム、その他 「Sara Smile House外構工事」


台風の影響で大雨の中、
Sara Smile Houseの外構工事が行われました。


現場を見ていて感動することがたまにあります。
今回、久しぶりに感動しました。
ドシャブリの中、黙々と仕事を進める造園職人達
雨をものともせずに予定の作業をこなしていきます。



建築と違って、自然を相手にしている分、
その場の判断で調整をしていく勢いは感服です。
よきパートナーを持ったことに感謝します。

2011年7月16日土曜日

ちょっと一息 「ソムニな時間」


夕方にソムニさんへお邪魔しました。

アトリエソムニ

お引き渡しをしてもう5年目になりますが
いつも私が伺う度に、コーヒーとお手製のデザート
をご馳走してくださいます。

日中は熱中症になりそうなほどほ暑さでしたが
夕方、段々と涼しくなってくる中
ウッドデッキにあるテーブルで頂きました。

いつも頂いた後に「しまった!写真を撮るんだった!」
と思いながら、今回はやっとこ撮ることができました。

頂いたのはルバームのケーキ。
ルバームの酸味がしっかりと効いている中に
バターの香りとシットリとした食感がgood!

美味しいコーヒーとデザートに舌鼓を打っていると
林の中から可愛いソムニの住人が顔を出してくれました。



ソムニのオーナーは鳥の気持ちがよくわかるらしく
不思議な出来事を色々聞かせてくれました。
毎日がとても楽しそうで何よりです。




2011年7月13日水曜日

ちょっと一息 「梅雨が明けて」


今日は12月にお引き渡しをしたお家へ
外構工事の打ち合わせにいきました。

標高が高く、冬季から春先にかけては積雪があるため
工事が出来ず、暖かくなってからの作業予定でした。
その後も梅雨の天候になやまされようやく
着手ができるとこころまできました。

このころの造園屋さんは大変です。
植栽出来る期間は限られている上に雨。
でも、造園屋の社長さんは元気です!

面白いのは、
経験豊かな人は色々な考えを持っています。
ここにきて新たな案が湧いてきました。

きっと良い案にオーナーも喜んでもらえそうな
気がした打ち合わせでした。




2011年7月12日火曜日

現場カントクGo! 「酒飲み」


「鑿」 「のみ」です。
叩いて掘ったり、押して削ったり、部位によっては
幅が様々であり、大工さんの道具の中でも花形です。

昼休みに砥石でのみを研ぐ大工さんを良く見かけました。
最近は合理的な資材が多くなり、
それもあまり見かけなくなりました。

ホゾを掘る大工さんはカッコイイです。
男木、女木ピシッとがおさまると大工さんは嬉しそうです。

「左利き」を酒飲みに例えるのは
この「のみ」が由来だそうです。
「飲み手」とのみを持つ手がかかっているそうです。
汗を流して働く男たちはみなお酒が好きですからね。





2011年7月11日月曜日

ちょっと一息 「太陽にほえろ!」


今日は夕方にOKANOUEHOUSEに到着、
最後にタイル屋さんを見送り現場をひと廻り。

ちょうど玄関ポーチから南に向かうとこの絶景に
迎えられます。

山々の稜線はバーミリオンカラーに彩られて
なんとも言えない美しい色合いとなり、
その合間からこぼれた光が街を照らしていました。

綺麗でした・・・

絶景で毎日を生活するのは知らぬ間に
心と体が癒されることでしょう。

福沢諭吉先生はいっていました
他人の生活をうらやむことは、醜いことだと・・・
でも、この眺めは素直にうらやましいですね。

しばらく石原裕次郎のように夕日を眺め
車にのりこみ事務所へもどりました。
明日もがんばろう。

2011年7月8日金曜日

ちょっと一息 「感謝 感謝 感謝」


事務所へは3組のお客様がいらっしゃいましたが、みなさまお子様連れで今日はとても賑やかな一日でした。

画像のお菓子はIKUIEの建て主さまに頂きました。今日は仕様を決める打ち合わせで事務所にお越しいただきました。長時間にわたりお疲れ様でした!

みなさま笑顔でお越しになります。子供達も元気です。お話をするだけで元気を頂いているような気がします。精一杯お手伝いをしたくなってきます。笑顔には笑顔で返せるような毎日でいたいですね。

頂いたお菓子は早速いただきました。見た目は洋菓子そのものですが、一口頬張ると意外にも和風テイストがほんのり口に広がるシットリとした味わいに驚きました。スタッフ皆でおしく頂きました!

感謝の気持ちが私の原動力です。 感謝 感謝 感謝

2011年7月7日木曜日

現場カントクGo! 「子供の憧れ」


日常あちらこちらで目にすることができる土工事の様子。何故か不思議なことに乗っている人はみなコワオモテに見えてしまいます。そして、この恐そうなおじさんたちは、この鋼鉄の象さんを自由自在にあやつり、驚くほど細かい作業までやってのけてしまいます。

沢山あるレバーを微妙な裁きで操作し、まるで自分の体の一部のように動かします。遊んでいるわけではないので、失礼なことは言えませんが、面白そうです・・・

子供たち、特に男の子は工事現場ではたらく重機に夢中になります。「ショベルカァ~ッ」なんて言いながら、ミニカー片手に走り回っている姿が目に浮かびます。

人力の数十倍の仕事をこなす重機。コワオモテとは関係ないですが、現場には必要なアイテムの一つです。

2011年7月6日水曜日

日々是○○ 「白と黒」


先日アフターメンテナンスで伺ったお家にいた黒ラブちゃんを撮らせてもらいました。「黒いワンちゃんは写真を撮るのが難しいわよ」と言われ何度か挑戦!確かに難しかったです。この画像は編集したので愛らしいおメメが見えていますが、始めは画像が真っ黒でした。

白はウエディングドレスなど、美しく汚してはいけないものを連想します。とてもデリケートで、時には神経が尖ったり、研ぎ澄まされるような感覚さえ感じることがあります。白そのものに清潔感があり、その明るさは好まれる存在です。

黒は喪服など、寂しいものを連想します。なんでも吸い込んでしまそうな漆黒の闇は、怖さを感じる時もあります。

でも、そんな黒も最近は見直すと言うか、むしろ愛すべき色なのだと思ってきました。黒は色々なものを引き立ててくれていて、建物は陰影がつくことで輪郭がはっきりとしたり、建物を際立たせてくれます。女性のアイシャドウだってそうですね。白と違って何でも受け入れてくれそうな黒は、ある意味暖かいのかも・・・。クロコって歌舞伎には無いといけない存在で、目立たず重要です。日々是気付き、黒って大事なんだと思う今日この頃です。

2011年7月5日火曜日

現場でヒトリゴト 「あずさ2号」

今日は明日引き渡しの現場へ最終確認に行きました。外は真っ暗になり、とても静かでした。

大事に育ててきたお家が明日旅立ちます。

まるで狩人の「あずさ2号」みたいですが・・・

まだ一度も使われていない、まっさらなキャンバスが明日から建て主さま色に染まっていきます。

更に育って行く様子を見るのは楽しみですが、同時に寂しさが込みあげて来ます。

それにしても、静かです・・・・

静かな中に、一人・・・

独り・・・ ひとり・・・

2011年7月4日月曜日

現場でヒトリゴト 「木・火・土・金・水」

昨年の12月に引き渡しをした建物に5月連休前にアイアンの手摺を納めました。

「また、アイアンのはなし?」

ではないんですね。今回はふと気がついたことなのですがこうやってこの建物を見ると、不思議と落ち着くのは何故か、と分析してみると、均衡がとれていると言うか必要な素材が揃っていると言うか、

占いなどで良く見る陰陽五行はご存知かと思いますが、木・火・木・土・金・水がポジティブな関係とネガティブな関係とでバランスを保っているらしいです。

ある意味、住宅もこの相性と相剋とでバランスが取れるのかもしれないと思いました。

住宅そのものは木のかたまりであり、火である電気やガスコンロなどがあり、壁には珪藻土、床にも土間など土を司るものがあり、金属のアイアンは質量が少ない分、存在感を示し、住む為にかならず水があるんですよね。
なんとなく風水という感じですが、特に凝っているわけではありません(笑)

ちなみに風水は、建物をいつも綺麗にして、大切に使ってあげることが一番だそうです。

それにしても東洋人の考えることって面白いなぁ、あらゆるところに、この「火・水・木・金・土」が
浸透してるんですね。神秘的で自然に近い人種なのだとつくづく思いました。